氷の上を歩く時はペンギンみたいにするとこけにくくなるらしいです
今週のJapanTimesST 3面
"Walk like penguins on ice, German doctors advise"
より。
我々は普段二足歩行をする際に、両方の足に 荷重を分散させて(重心を接地した足に残さずに)素早く移動することをやっていますが、 これは滑りやすい路面ではだめなのだそう。
ペンギンのように軸足から送り出した足に一気に重心を移して踏み込むようにすると良いとドイツの外科医師は言ってるそうです。
斜め方向に力をかけると横滑りしちゃうので、できるだけ真上から力をかけろってことですね。
で、思ったのですが、能のすり足とかでも効果は一緒ですよね?
軸足に重心を置いたままもう片方の足をだし、両足が設置した状態で後ろから前へ重心の移動を行う動作ですので、 片足が浮いた状態よりもさらに安定しそうな感じがします。
ホンダの初代アシモの歩き方とかまさにあれですよね。
ところで、なんでペンギンがあんなによちよち歩くか知ってます?
骨格を見れば一目瞭然なのですが、彼らは水の中で効率よく行動するために邪魔な足を体の中に格納しちゃった種族でして、人間でいうと膝から下だけで歩いている状況に近いんです。
中腰の空気椅子の体制になって、両肘を太ももに置いて上体を支えながら、膝から下だけを動かして歩いてみてください。ペンギンの気持ちがちょっとだけわかるかもしれませんよ。