0.2.0のAndroid Studio
ひさしぶりの更新でAndroid Studioも0.2.0になりました
今回はUpdateじゃなく再インストール。 おかげでしょっぱなから躓きました…
0.2.0を入れて起動しても、壊れてるからゴミ箱へ捨てろとしか表示されず、どうしたものかと思ってたんですが、そういえば セキュリティとプライバシーでAppStoreと確認済の開発元からのアプリしか実行を許可しないって設定にしてたのを思い出して解除。
無事に起動となりました。OS X歴もやっと10ヶ月。こういった時の対策がとっさにでてこなくて嫌になります。
それはさておき、気を取り直してRelease Noteを見ていきます
変更点
最新のIntellijからいろいろ持って来たよ
あと、Android Studioユーザーからバグ報告のあった、Linuxのフォントサイズやレンダリングなんかの調整をしたり、他にもバグを直したりしてるよ
IDEでのGradleの動きを直したよ
- こんどのGradle plug-inは 0.5.0。以前(というか0.4)のやつとは互換性がないから、古いプロジェクトを開いた時に、IDEの右上にエラーのバルーンを出して知らせてあげるね。
そしたら"Search in build.gradle files"のリンクを押して、プロジェクトのbuild.gradleとか修正してね。 - AAPTからのエラーは、buildフォルダじゃなくて本来のソースをさすようにしたよ
- 並列でビルドできるようになったよ。"incubation"扱いなのでデフォルトではoffになってるよ。 "Preferences > Compiler"の "Compile independent modules in parallel"にチェックいれてね。
- モジュール間の依存関係を正しく設定するようにしたよ。
Gradle pluginが0.5.0になったよ
(Gradle 自体がよくわかってないのでなにがよくなったのかは微妙にわかりませんw)
- DSLがどーたらこーたら
- 依存関係をちゃんと解決できるようにしたよ
- 2つの依存が同じ名前のリーフでも大丈夫(なんのことやら??)
- Proguardのルールが適用されないところがあるのを修正したよ
- とにかく、新しいGradleに関してはここをみてね
リソースリポジトリを新しくしたよ
レイアウトのレンダリングやエディタでのリソースの折りたたみなんかで使われるやつね。
- aarライブラリの依存関係をサポートしたよ。(ソースをローカルにコピーせずにライブラリが使えるのさ)ただ、xmlのリソースファイルの検証やナビゲーションはまだ動かないんだけどね。
- リソース参照での繰り返し探索
- F1で表示されるQuickDocumentationで、カレットの場所の文字列に対して全ての言語を表示するようにするよ。Gradleの flavorやbuild type毎に違うのもぜんぶね。
- モジュールの依存関係が変わったときには、リソースも更新するよ
- 文字セットの宣言とunicodeのエスケープを適切に処理するようにしたよ
レイアウトエディタとかでプレビューのスクリーンショットを撮れるようにしたよ
バグを潰したよ
- テンプレートのバグも潰したし、新規プロジェクトでは、local.propertiesを活用するようにしたよ
- lintのバグや、crashレポートをもらったバグもいろいろ潰したからねー
Gradle 0.5.0への移行
dependencies
build.gradleの
dependencies {
classpath 'com.android.tools.build:gradle:0.4.0'
}
この部分を
dependencies {
classpath 'com.android.tools.build:gradle:0.5.+'
}
に書き換える。(0.5.0の代わりに0.5.+ってしておけば0.5.1とか0.5.2で書き直さなくてよくなって便利らしい)
Android Support Repository
サポートライブラリを使っててbuildに失敗したら、Android SDKの Android Support Repositoryを使う。
とりあえずアップデートしただけで、プロジェクトがちゃんとビルドできるのかとかはまだ検証していません。これから触って行きます。
GooglePlayServicesのデモを動かす記事 を書きました
新規でプロジェクトを作る記事も書きなおしました