sos の 作業メモ

プログラミングや英会話学習、マイルや旅行、日常生活など。最近はWebFormなASP.NETのお守りがお仕事です。

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iOSアプリ開発者への道 その2

前のエントリ の続き

実際にアプリを書きながらなので、Tips集とDocumentationとネットの検索に頼る事が増えましたが、平行して少しずつドキュメント類を消化している毎日です。(相変わらず納期は厳しいけれど…)

どこまで理解すればいいのかはわかりませんが、appleが主張する事への正しい知識がないと、クライアントをうまく言いくるめることもできないし、間違った知識で適当に返事をすると、後で自分の首を締める事にもなる(これで過去にどれだけ痛い目を見たことか…)ので、自衛の為にも、知識は詰め込めるだけ詰め込んでおくしかないかなと。ただ、すべてを記憶することなんて不可能だし、これだけ検索が簡単な世の中になったのですから、とっかかりのキーワードが頭に残ればそれで良いか位で読んでます。

公式ドキュメント

6. 平行プログラミングガイド

ThreadやOperation、そしてGCDによる平行プログラミングの解説。システムにも負荷のかからないGCDをメインに使って行きましょうというお話です。Threadよりも使い方も簡単。 iOS4プログラミングブックの解説もわかりやすかったのですが、案外この公式ドキュメンドだけでも大丈夫な気がします。

7. 位置情報対応プログラミングガイド

まだ全部に目を通したわけではありませんが、MapKitを使った現在位置表示のところにざっと目を通しました。AndroidのMapとそれほど違いはなく、割と簡単です。(GoogleMaps Android v2の方はiOSのより遥かに高機能ですが…)

8. ネットワーキングオーバービュー

iOSで通信を行う時に、どのようなテクノロジーを選べば良いのか、また、通信時の作法がざっくりと解説してあります。webの通信しかしない人でも、目を通しておいた方が良さげです。というより、目を通してないのにアプリ作っちゃ駄目でしょって言われてるような気がするくらい、大事な事がさらっと書かれていて冷や汗もの。

9. コーディングガイドライン

実際のコーディングで守るべきコーディング規約が記載されています。従わなくても開発は可能ですが、サンプルや書籍のコードもこれに準拠したものが多いので、できれば従った方が良さそうです。実際にコードを書き始める前に読んでおけばよかったかなと少し後悔。オリジナルも日本語版も一年近く改訂されていないので、現状のXcodeにあわない記述もちらほらある感じです。

10.ネットワーキングトピックス

クライアント/サーバー両方の、TCPとUDPのソケット通信の具体的な実装手順が解説されています。Javaでソケットを叩くアプリを作ったことのある人なら、マルチスレッドも含めて当たり前の処理ですが、利用するAPIが書かれているので助かります。また、CFHostを使った名前解決、TLSを利用する為の解説等、ソケット通信には必読のドキュメントでした。