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出資分の相続がどうなるのかを調べてみました

土曜日にコインランドリーで洗濯しているときに、「そういえば、いま俺がダンプにでも轢かれて死んじゃったら、譲渡制限されていても会社への出資分の株式は妻子が相続することになるはずで、その際に簿価で評価されたら結構な金額になるんじゃない?」とか考えちゃって、なんだか気になったのでちょっと調べてみました。

同族株主かそうでないかによって異なる評価方法

非上場の会社の株式の評価方法は、その持ち主が同族株主かどうかによって変わり、同族株主だと原則的評価方式、そうでなければ特例的評価方式(配当還元方式)となるそうです。

同族株主とは?

議決権を合計で30%以上所有する次のグループに属するもの

  1. 株主等
  2. 株主等の親族
  3. 株主等およびその同族関係者が議決権を50%より多く保有する会社

ただし、筆頭グループが50%超の議決権を有する場合、他のグループは同族株主ではない

ということでセーフ

詳細は省きますが、私の場合は同族株主ではないので、過去2年の配当率の平均(5%を下限とする)と、資本金に対する持ち株比率をもとにした金額で株価を計算する 配当還元方式となるようです。

要するに、資本金1000万のうち100万出資していて、それに対して過去2年に平均2.5万の配当がでている場合、

100万 * 5%(配当率の下限は5%) / 10%(標準の配当率) = 50万 <- これが配当還元方式で計算した株価

資本金、持ち株率、配当率は実際とは異なりますが、これなら今ダンプに轢かれてもなんとかなりそうな感じです。

あとはぼちぼちと奥さんたちの株式を会社に買い取ってもらえばOKでしょう。

同族株主だと結構たいへん

その一方で、同族株主だと弊社の規模なら純資産価額ベース。b/sに載ってる数字をもとにということになります。

私が当初想像した金額の根拠となるものなので、けっこう大変なことになるような気がします。

下手に資産があるより、ほどほどに自転車操業気味で安定してるほうが、相続に関しては楽ってことなんでしょうか・・・うーんいろいろ税制って厳しいですね・・・

未来に何を遺すのか?

子や孫に渡さないといけないものは、資産そのものではなく、資産を生み出す能力の身につけ方と伸ばし方、そしてほどほどの環境なんだろうなと、 あらためて実感させられます。

とか、うちの親も思ってたんだと思いますが、あんまり期待通りには育ってない気がしますので、うちの子も将来自分が困らない程度にはほどほどに色んなことを学んどいてくれることを願うばかりです。