お寺での婚活が流行っているのでしょうか?
今週のJapanTimesST 7面 "Praying for love: Singles flock to Buddhist temples" より
記事によると、お寺での婚活パーティーが流行っているそうです。
単に20~40台の男女を集めてお寺でコンパとかお見合いパーティーをやるってことかと思ったのですが、 もう少し落ち着いた感じで、お坊さんのありがたい説教を聞いたり、人生相談にものってもらったりもできるうえ、 街コンやパーティーに比べると真面目な感じの参加者が多く割と好評のようです。
運営
記事の中では吉縁会という催しを企画しているグループが紹介されていましたが、 全国800のお寺と契約して場所を確保し、参加者を集めて交流会を開催しているようです。
東京だけでなく愛知や岐阜、大分等でも実施されているとか。
参加者のメリット
参加費が一回3,700円とお手頃で、結婚相談所みたいにあほみたいに高く、 年齢と収入が第一条件となるようなガツガツとしたものでもなく、 穏やかに出会いを得られる場となっているようです。
お坊さん付きのお寺ということで、雰囲気も落ち着いたものになるのかもしれませんね。
寺にもメリット
お寺側にとっても、檀家の減少による経営不振の穴埋めとして、また、 新たな檀家候補の開拓の場として期待されているようです。
考えてみれば、お寺って滅多に行く機会がないですもんね。
結婚したい人って実は多い?
2015年の政府の調査によると 独身の18から34の男性の70%、女性の60%に決まった恋人がおらず また、それらの人の90%に結婚願望があるそう。
ちなみに、この吉縁会ですが、2010年から通算で7000人の参加者があり、その中で95組が結婚に至ったのだそう。 35人に一人が伴侶を見つけられたということで、この数字が高いのか低いのか判断はつきませんが、 おめでとうございますとお祝いの言葉でしめたいと思います。