やっぱり暗記はやり方が大切ですね
究極の英単語アプリを使っての語彙増強(ボキャビル)のやり方を変えて一週間が経過。思ったより労力も使わず、記憶定着確認のテストも割といい感じで進捗も良好です。やっぱり暗記はやり方次第だよなということでメモです。
記憶にはエネルギーが必要
脳の話にだけ限定しても、記憶という行為は割とエネルギーを必要とします。
現代のような飽食の時代なんて夢のまた夢のような厳しい進化の歴史を 歩んできた我々生物にとっては、生命の危機に関係しないような重要でないことを 記憶するのは無駄なこと。可能な限り控えようというのは自然の摂理にも等しい行為でした。
学校で習う数学の公式や英単語がなかなか憶えられないのは仕方のないことなんです。 お腹が空くのと同じくらいだと思えばとても気が楽になりますよね。
うまく脳を騙しましょう
無理して自然の摂理に逆らうのはしんどいよねと、 肩の力を抜いて楽になったところで、じゃあどうやって暗記すればいいんだということになります。
やり方はいたって簡単で、「これは重要な情報なんだ」 と脳に判断させるだけ。
重要な情報って何だよ
とびっきり怖かったこととか、ものすごく楽しかったことは なかなか忘れませんが、英単語を憶えるのにいちいちそんなシチュエーションを用意するのは大変なので却下。
もっと簡単に、「"何度も繰り返し登場する情報こそが重要"と脳が判断する性質」を利用します。
暗記は気楽に効率良く
ということで、 直後の復習がなかったり、1ヶ月後に再度復習があったりしますが、 以下のようなサイクルでの暗記を勧めているサイトが多いです。
- 新規学習
- 15分~数十分後の当日の復習
- 睡眠
- 翌日の復習
- 一週間後のテスト
結局のところ、
- 新規学習
短期記憶用のホワイトボードに書き込むようなもの - 当日の復習
ホワイトボードに書き込んだものを赤字で上書きして、他の情報で勝手に消されないように強調するようなもの - 睡眠
ホワイトボードを見ながら、長期記憶用のノートのどこに書くか鉛筆で下書きするようなもの - 翌日の復習
ノートの下書きを消せるボールペンで清書するようなもの - 一週間後のテスト
消せるボールペンで書かれたものを油性のボールペンで清書するようなもの
くらいの認識で、どうせすぐに忘れるんだから、新規学習の段階で必死に憶えなくてもいいし、当日の復習の際にも下書きのための強調だから無理に覚えてなくてもいいし、寝てる間にちゃんと整理されてれば翌日の復習でそこそこ定着するはずだし、 一週間後のテストでダメでも再度頭からやればいいやんね。
と、とても気楽に暗記作業ができるようになります。
そんな気楽な状態の割には、一週間後のテストで暗記対象の単語だけでなく、センテンスを丸ごと憶えていたりしますし、何事もやり方次第ということでしょうか。