0.3.0 Android Studio (New Projectで落ちるよ)
今日はGDG DevFest Kyoto 2013の日なのですが、嫌がらせかとも思える程のタイミングで0.3.0がやってきました。
とりあえず注意
Maven Central で公開されている Android Gradle 0.6.2は、ビルド中にClassNotFoundExceptionを引き起こすから、0.3.0へのアップデートは今はやめておくか、もしアップデートしちゃったなら、build.gradleファイルの"0.6.+"のところを "0.6.1"にすれば動くよ。
dependencies {
classpath 'com.android.tools.build:gradle:0.6.1'
}
このせいで New Projectがsync中に失敗して落ちちゃうんだけど、Studio以外のエディタで0.6.1に編集して、ImportProjectで再度importし直すとうまくいくよ。
今この問題の修正に取り組んでるからね。
0.3.0の機能とか
IntelliJ EAP build #132.637 をベースにしているよ
注意: このバージョンでは、デフォルトではツールバーが隠れているよ。もし表示させたいなら、View > Toolbarで設定してね。
Gradle Builds
- gradleプロジェクトのインポートがより高速になったよ。あるアプリをインポートしてみたら、2分半から14秒に減ったよ。この高速化は、既存のGradleのプロジェクトの同期や、再オープンなんかにも適用されるよ。
- Gradle 1.8と Android Gradle plugin 0.6.+に変更することで、パフォーマンスが改善されたよ。 0.6.+は今は最小のサポートだよ。既に古いGradle wrapperを使ってインポートしたブロジェクトを開いているなら、wrapper propertiesの修正とプロジェクトの再インポートが自動的に行われるよ。
- Gradle 0.6.2 pluginが使えるようになったよ(数時間以内には使えるようになるよ)。リソースのマージ処理が改善されてるよ。
Gradle Dependency Editing
Project Structureダイアログで、Gradle moduleの dependenciesを編集(追加と削除)できるようになったよ。 もうbuild.gradleファイルを手作業で編集する必要はないんだよ。
- Project Structureを開いたら、Module パネルには 既存のGradle の dependenciesが表示されるよ。
- dependenciesを追加するなら +をクリック
- 名前の入力もできるよ(http://gradleplease.appspot.com/で名前の例を入手してね)
- 右端の虫メガネで検索もできるよ
Template Support
xliff stringsをサポートしたよ。
As usual, many bug fixes.
b.android.comから、60801, 60823, 59444, 60848, 57904, 60266, 60893, 60879, 60820, 61050, 61113, 60894
とか、いろんなバグを修正したよ。
インストール
OS X版の0.2.10/0.2.11からは、パッチでのアップデートはできないから気をつけてね。
ということで、GDG DevFest Kyoto 2013の CodeLab の最中ですが、せっかくなので0.3.0をざっと触ってみました。New Projectで落ちるところも含めて、ライブコーディングやってみることにします(^^;
追記
GDG DevFest Kyoto 2013 無事終了 - sos の 作業メモ
で、実際に0.3.0を使ってライブコーディングしました。New Projectのsyncで一旦 Studio が落ちるのを見てもらったあと、ファイル自体はgenerateされているのを確認、build.gradleを編集してから、再度 Studioを立ち上げて、Import PorjectでGradleのプロジェクトとしてImportして認識されるところまでちゃんと実演してきました(^^;