いつの間にか1.4.2になっている Google Maps SDK for iOS
1.4.0 登場! Google Maps SDK for iOS - sos の 作業メモ
を書いたのが一ヶ月前。ちょっと油断をしていたらなんだか1.4.1, 1.4.2とリリースされていました。
ということで、あわててリリースノートをチェック
1.4.1->1.4.2は単なるバグフィックスで
- animatedなマーカーが表示される時にゴーストが稀に出るバグを修正
- タップ可能とするために、マーカーを他のoverlaysよりも上の優先順位とした
らしいので、1.4.0 -> 1.4.1の変更点を見ていきます。
機能
- GMSPanoramaViewの中のタップ可能なマーカーは、デリゲートメソッドとしてGMSPanoramaViewDelegateの panoramaView:didTapMarker: を使用する
- ストリートビューのカメラのアニメーションのサポートのために、CALayerのサブクラスのGMSPanoramaLayerを追加
- GMSPanoramaCamera が FOVプロパティ(視野角)をサポート
- Floor Pickerコントロールの有効/無効を設定可能にし、プログラムから表示されるべきフロアを設定可能にした
- GMSTileLayerが、Retina用の倍サイズのTileの使用に対応した
- GMSMapView.cameraがKVOによる監視が可能となった
- GMSCameraUpdateにfitBounds:withEdgeInsets: メソッドを追加
- GMSMapViewはデフォルトでは全てのジェスチャーに反応するが、consumesGesturesInViewプロパティで無効にできるようになった
- GMSGeometryUtilsが拡張され、ヘルパーメソッドが追加された
- GMSServicesは、キャッシュとGoogleへの接続を維持するためにアプリケーションに保持される。これは多量の地図を生成/破棄する際にパフォーマンスを改善するのに役立つ
- UIViewのアニメーションメソッドによってGMSMapViewがリサイズされる際の見た目を改善した
バグ修正
- InDoorマップに関連したメモリの警告によってアプリがクラッシュするバグを修正
- iOS 5.1でindoorマップによってアプリがクラッシュするバグを修正
- 数百のGMSMarkerを使った際のパフォーマンスを改善
- GMSMapViewのメモリ使用量を削減
- GMSMapViewがtiltされた際の、GMSMarkerのタッチ可能な領域を実際のサイズと形に一致させるようにした
- iPadのUISplitViewController等では、GMSMapViewはもう黒の単一のフレームをレンダリングしない
- ストリートビューの画像は、ストリートビューカーによって坂道で撮影されたような傾斜したデータでも、現在は正しく修正されている
- Geodesicな補間も、より正しくなるよう調整されている
- GMSGroundOverlayの一部が表示されなくなるような、謝ったサイズ調整を修正した
- GMSCameraUpdateのfitBounds:withPadding:メソッドは、各辺に正しいパディングを用いるようになった。以前は1/2の値が設定されていた。
ふぅ、思ったよりいろいろ追加されてますね。 これからDocumentの追加訂正部分をざっとチェックして、デモコードも再度調査してみます。