目的とか手段とか…コードを書くとかなんやかや
たまにはブログらしく日記っぽいのをひとつ。
先日、手段を目的にしてもいいじゃないかとか、そういった類いの記事を読んでもやもやしてたので、 会社の目的とか個人の目的とかうだうだ考えてみました。
会社の目的
会社の目的はお金を稼ぐこと。お金を稼ぐためにクライアント、ユーザーを、必要であれば社会を満足させること。 これ以外を会社が目的とするなら、それは別の組織。非営利団体とかでやれば良い話。
俺の目的
サーバーサイドのシステムであれ、クライアントサイドのアプリであれ、 エンジニアとして、新しいものができあがった瞬間がとても好き。 手間暇かけて作った物がちゃんと動く様を見守るのはとても嬉しい。
でもそれは、便利なサービスができたとか、おもしろいアプリができたからということじゃない。そんなことにはあまり興味もない。ユーザーの喜ぶことはお金に繋がっていくから、気にはするけれど、本当はそんなことは目的じゃない。
ただただコードを書くのが好きで、きちんと動くプログラムを作るのが好き。クライアントが 望むような、時にはクライアントの要望を越えて、もっとちゃんと動くものを提案して作るのが好き。
でも、何より大切なのは喰っていくこと。金がないと生きて行けない。効率の悪い稼ぎ方じゃ コードを書くための時間も減る。マシンも本も環境だって揃えられない。
金を稼ぐための手段としてコードを書くのだから、必要だと思う勉強ならなんだってやる、 寝る暇だって惜しむ。言語や環境なんかなんでもいい。 とにかく儲かりそうかどうかでいい。新しい技術だからとかもどうでもいい。 メインストリームから外れていても確実に需要の存在するものならいい。 あとで儲けられそうにないものに割ける時間なんてない。儲けられそうな気配がした頃でいい。
結論
見事な方向性の一致を見た。実際のところ、会社が儲かれば、資本参加している自分の取り分も増えるということで、目的が一致するのも当然と言えば当然なんだけど。
自分の中では、目的はやっぱり目的で、手段は手段でしかなく、手段が目的になることはないなということっぽい。しかし、金を稼ぐためのコード書きは、手段でもあり目的でもあり、そもそも悩む必要さえないことなのかも。
そして、件の記事に関しては、結局上を説得もできずに、それでも俺は！って香りがしたからもやもやしたのかも？
天職かなぁ
コードを書くのが趣味で、幸いにもそれで喰っていけてる。納期と仕様を守り、 少しだけコストも気にかけることを信条に、会社でも割と自由にさせてもらっている。 他の会社だと務まんないだろうけど。
思ったようなコードが書けなくてイライラしたりもするけれど、お気楽な性格なおかげか、 飯喰って風呂入ってちょっと寝たらわりと回復する。小学生でPCを手にしてから、 けっこうな年月が経ったけど、胃も痛まないし少々のことではへこたれない。 へこたれてる時間があったら勉強してコードを書いていたい。
コンピュータの存在する時代に生まれて来てよかった。あ、物心つくころに携帯が 当たり前な時代のほうがもっと楽しかったかもと、ちょっと若者が羨ましかったり。
さて、あとは頭と体がいつまでコードを書くのを許してくれるか。 せいぜい気をつけるとしましょう。
一番最初に書いた物に比べると、少し内容が変わって来ているような… blogにも履歴があるといいのになぁ… 書きたいことは書いたような気もするし、たぶんこれが最終版。
